「アクロバット式」日記

『アクロバット前夜』をまねて、ページをまたいで日記をつけてみる。
市販されている『◯◯年日記』だと一年というサイクルが基本にあって、「あぁ、去年とおなじことしてる」とか「去年はこうだったのか」ということにしかなりません。「いや、それが面白くてロングセラーなんですけど」。いや、それに、たまにしか日記をつけない人にとっては「虫食い」だらけの日記になってしまい、意味がなくなってしまいます。「いや、それはそれで味わい深いのでは。」
いや、しかし「アクロバット式」にすれば「いつ」と「いつ」が並ぶかはまったくの偶然です。意味がないといえば、まったくないですが「とても偶然」に出来事や考えがページの上で出会うことになります。「虫食い」にもなりません。たまにしか日記をつけない人だったら一冊で一生いけるかもしれません。
欠点は、検索性に優れないことと、何ごとかが起きてページをやぶかなければならなくなったときに、それが容易ではないということぐらいでしょうか。