『アンネの日記帳 研究版』


アンネの「日記帳」の鍵についてのおはなし


アンネの日記―研究版

アンネの日記―研究版

「筆跡鑑定、三種類の「日記」テキストの徹底比較、「完全版」にも収録されなかった意外なアンネの一面も見えてきて興味つきない大著」25.8 x 19 x 4.6 cm 818ページ! なんていうか、ものすごい研究です。「背景」がなければただの女の子の日記なのに。
この本、じつはリビジョニスト(=修正主義者。ホロコーストはなかった、アンネの日記はねつ造だ」などと主張する人たち)の「日記捏造論」の反証のための研究だったのです。

日記のオリジナル性 (wikipedia)

話を複雑にしている「三種類の日記」についてはこちらのブログ記事がオススメ。「アンネ・フランク・マニア(自称)」の方で実際に「完全版」を買われたそうです。ところで「アンネ・フランク・マニア」ってたくさんいそうなのにGoogleの完全一致検索で4件だけでした。「マニア」って言い方がちょっと憚られるからでしょうか。